タナゴ釣りは小物釣りとして本格的な道具も必要なくお手軽に始めることができる釣りですが、タモロコや鮒は釣れてもタナゴは釣れなかったりして意外と障壁があります。
初心者がタナゴを釣るにはどうしたらいいか、何が障壁かについて書いてみます。
初心者がタナゴを釣るためには
タナゴ釣りの道具
まず、タナゴ釣りに限らず釣りをやったことがないのであれば道具から買い揃えないといけません。
ただし、タナゴ専用の高価な道具がないと釣れないかというとそういうわけではありません。
川で鮒などを釣ったことがあるのでしたら道具は流用するということも可能です。
当ブログにも竿や針に関して書いていますが、それほど釣果に大きな影響があるわけではありません。
タナゴの口に入らないような大きな針を使ったりするのはダメですが、そこそこ小さい針であれば釣ることは可能です。
釣り具屋さんで適当に購入した小物釣りの道具で充分に釣ることはできます。
ということでどんな道具を使うかは初心者がタナゴを釣るための大きな障壁にはなりません。
タナゴ釣りの餌
では、次に餌について考えてみます。やはり釣る魚によっては餌によって釣果が左右されたりするものです。
タナゴでも当然、多く釣ったり釣れない時期に釣るのであれば餌は重要なファクターとなります。
タナゴ釣りの餌と言えば、定番は「黄身練り」です。
タナゴ釣りの初心者は当然、「黄身練り」の作り方は知らないのでまずは作り方から調べないといけません。
「黄身練り＋作り方」と検索すればいろいろでてきます。
親切に動画で説明をしてくれているページもあるぐらいです。
いくら丁寧な説明があっても作ったことがない人に黄身練りを作ることは難しいでしょう。
やっぱり水加減を間違うと「仕掛けを投入したら餌が落ちた」「いつまでも餌が残っている」ということはありえます。
これは何度も作って行って慣れるしかありません。
黄身練り作りの熟練者になるといろいろなものを混ぜるというノウハウがありますが、「タナゴを釣る」ということだけを考えるのであれば必要はありません。
当ブログでタナゴ釣りの餌としておすすめしているのは「グルテン」です。
タナゴグルテンというタナゴ専用のグルテンもありますが、ヘラブナ釣りのもので充分です。
黄身練りのように小麦粉と卵から毎回作る必要はないし、一度購入すればしばらく使用できます。
もちろん、タナゴは釣れます。
タナゴ釣りをする時期
初心者がタナゴを釣りたいのであれば、釣りをする時期は選んだ方がいいでしょう。
夏・秋がおすすめです。活性が高くうまくいけば爆釣となります。
冬はタナゴの活性が低く釣れる場所は限られています。
マイポイントがあっていくならともかく初心者で行ったことがないポイントに行くならば釣れる可能性は極めて低いでしょう。
やっぱりポイントがネック？
やはり一番の問題となるのが、どこで釣ったらいいかであると思います。
タナゴがいるところで竿を出せば、意外と簡単に釣れたりします。
タナゴ釣りが好きな人はマイポイントをいくつも持っていて常に新しいポイントを探しています。
タナゴが釣れそうな雰囲気の釣り場がどんなところか知っているということです。
タナゴ釣りのベテランはここが強みということになります。
タナゴ釣りの初心者がベテランと同じようにポイントを探すということはできません。
タナゴ釣りのポイントに関しては、住んでいるところにもよるかもしれません。
田舎に住んでいればすぐ近くの川で簡単に釣れるかもしれません。
でも都会に住んでいれば近くに川は少ないし、少し足を延ばしても釣れるのは鮒・タモロコ・オイカワばかりかもしれません。
まとめ
タナゴ釣りの初心者がタナゴを釣るために最も障壁となるのは「ポイント」です。
タナゴがいるところで竿を出せば釣れる魚ということになります。
初心者がタナゴを釣るための近道はベテランの人に釣れていってもらうことです。
では、タナゴ釣りのベテランに知り合いがいない場合は、どうすればいいか？
自分で探すしかありません。
釣り場近くにある釣り具屋に聞けば、教えてくれることもあるので聞いてみましょう。
後は、都会ではなく田舎にある川よりも狭い用水路を探ってみるようにしましょう。
ネットを探しても「場所が公開されているものはない」と考えたほうがいいです。
当ブログで公開している「ネットでタナゴ釣りのポイントを探す方法」を参考にしてもらってもいいです。
コツコツ釣り場を探していくことでタナゴをいそうな場所がどんな場所かわかるようになります。
タナゴ釣りのポイントを探すことがタナゴ釣りの楽しみです。
