タナゴの水槽の掃除を適切に行うことは病気予防に重要

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タナゴ飼育
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タナゴを長く生存させるには水槽のメンテナンスが重要です。水槽の掃除をしないと餌の残りカスや排泄物などで環境が悪化していきます。
水槽環境が悪化することによりタナゴの死に直結してしまうため、飼育すると決めた以上適切なメンテナンスを行わないといけません。
水槽を適切にメンテナンスすることで病気になる確率も下がります。

タナゴの水槽の掃除について書いています。

タナゴ水槽の掃除の内容と頻度は

掃除の頻度はどれぐらい

まず、タナゴ水槽の掃除はどれぐらいの頻度で行うかについて書いてみます。
一口に掃除と言っても場所によって掃除をする頻度は変わります。

水槽をいくつかのパーツに分けて考えてみます。
すべて同じというわけではなくパーツによって汚れ具合や重要度は異なります。

1)水替え
2週間に一回ほどです。
あくまでも目安となります。水がどれだけ汚れたかによって頻度は変わってきます。
水槽に対して飼育する匹数が多くなればそれだけ水は汚れるので頻度は多くなります。
ただ、見ただけでは汚れ具合はわかりにくいので水槽の大きさと飼育している匹数で決まった期間で掃除をしましょう。
水替えの回数が減るとタナゴが生存するための環境が悪化するので病気になったり死んだりします。

2)ガラス面のコケ
掃除をしてしばらく経過するとガラス面にコケがつくことがあります。
汚れが見えだしたらスポンジのようなものでガラス面を拭いて上げるといいでしょう。
ガラスだけではなく水槽の中に入れている装飾品にもコケがつくことがあります。
これはガラス面と違い底砂を洗う際に確認をしてコケがついて入れば洗うといいでしょう。

3)底砂
なかなかわかりにくい部分でもありますが、タナゴの糞や食べ残しの餌が底に蓄積します。
これも状態により変わる部分でもあります。
大よそ1~3ヶ月に一度ぐらいです。
底砂を少し動かして糞がまうようであれば掃除の時期です。
食べ残しというよりも糞が大部分を占めているような気がします。

4)濾過機やフィルター
濾過フィルターにはいろいろな種類のものがあります。
どのフィルターでも掃除の仕方はほとんど同じです。
濾過機の目つまりを取り除きます、フィルターは簡単に水洗いをして元に戻します。

水替えをする

一気に全部の水を変えるのではなく1/3程度の水を変えるようにします。

変える水は水道水はそのまま使用してはいけません。
水道水のカルキ抜きをしたものを使用しましょう。

底砂の掃除

底砂は掃除のたびにすべて取り出して洗うととてつもなく大変です。
水の冷たい冬場などは特にやりたくはありません。

かといってやらないと底砂にタナゴの糞が溜まっていき水質が悪化していきます。

水が汚れにくい努力

水が汚れれば変えればいいのですが、水が汚れないような努力もすべきでしょう。
水が汚れなければ、メンテナンスも楽にできるしタナゴの負担も少なくなります。

水が汚れにくい努力というのは
・餌をやり過ぎない
・飼いすぎない(水槽にあった匹数を飼育)
・直射日光のあたる場所に水槽を置かない

特に気をつけないといけないのが、「飼いすぎない」です。
たまたま釣ったタナゴを持ち帰り過ぎるということはありえます。

便利な道具プロホース

水槽の水を交換するのに便利な道具があります。
「プロホース」という道具でサイフォンの原理を利用して簡単に水をくみあげることができます。

水の交換だけではなく底砂の掃除をする際にも水を抜かないといけないのでうまく活用すると掃除が楽になります。
掃除が楽になるだけでなくタナゴを別の入れ物に移すようなことはしないのでタナゴのストレスにもなりません。

飼育しているタナゴはどうするか?

水の交換ぐらいであればプロホースを使えば比較的に楽に行うことができて水槽のタナゴもそのままでも問題はありません。

底砂を取り出して洗うような場合は、別の容器に一時的に移してから掃除するほうがいいでしょう。
水槽の水をバケツに移して同時にタナゴなども入れます。

まとめ

タナゴの水槽の掃除は飼育する上で非常に重要なことです。
タナゴは金魚に比べて丈夫な魚ですが、メンテナンスを怠ると病気になったり死んでしまったりします。

忙しかったりするとつい忘れがちになりますが、いつ掃除をしたかきちんと記録をして忘れないようにしましょう。
タナゴはだんだんと弱っていくのではなく突然死ぬので「掃除を忘れたこと」に気がついた時は遅いということもあります。

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