タイリクバラタナゴは小さな外来種の侵略者!

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タナゴ飼育
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タイリクバラタナゴの特徴は

タイリクバラタナゴはタナゴの中では小さいほうのタナゴになります。
体調は6~8cmとなっています。
タナゴの中では体高が高いのが特徴になります。

繫殖期には熱帯魚にも劣らないほどの鮮やかな婚姻色となります。
ですので釣るだけでなく釣ったタイリクバラタナゴを飼育する人も多くいます。

タイリクバラタナゴを略して「タイバラ」と呼んだりもします。
関東地方では、「オカメタナゴ」という呼び名で呼んだりもします。

タイリクバラタナゴが移入されたのは

タイリクバラタナゴは中国産のタナゴですが、どういった経緯で日本に移入されたかについて説明します。
その歴史は古く1940年代に食用に移入されたハクレンの種苗に混じって関東に移入されました。
その後、放流によって関東圏での分布を広げました。
琵琶湖には1960年代に真珠用の貝に混じって運ばれた推測されています。

タイリクバラタナゴが起こす問題は何?

タイリクバラタナゴはブラックバスやブルーギルのように小魚やエビを食べて日本の生体系を乱すわけではありません。

ブラックバスやブルーギルに対しては他の魚と同じように餌となっていることも多いです。
タイリクバラタナゴが小さい魚で小魚を食べられないからというのもありますが。

しかし、外来種であるタイリクバラタナゴが増えるのは問題であるとされています。
何が問題かというとそれは日本の在来種であるニッポンバラタナゴと交配をして純血のニッポンバラタナゴが減ってしまうからです。

ニッポンバラタナゴは絶滅危惧種に指定されているタナゴで現在、日本で生息している場所は限られています。
同じバラタナゴであるタイリクバラタナゴが放流されるとニッポンバラタナゴの絶滅危機になります。

いわゆる遺伝子汚染というものになります。

ということで小っちゃく綺麗なタナゴであるタイリクバラタナゴもあまり歓迎されているわけではありません。

外来生物法による規制

外来の生物には外来生物法が適用されるようになっておりタイリクバラタナゴも外来種であるためその規制を受けます。
タイリクバラタナゴは特定外来生物には選定されていませんが、要注意外来生物に指定されています。
要注意外来生物というのは飼育の制限はうけません。

タイリクバラタナゴ、ニッポンバラタナゴの見分け方は?

タイリクバラタナゴとニッポンバラタナゴは同じバラタナゴに属する種類であるためよく似ており見分けることが難しいと言われています。

見分け方をさらに難しくしているのが混血種がいるということです。
ニッポンバラタナゴがいる地域にタイリクバラタナゴが放流されると交配が起こります。

タイリクバラタナゴの産卵時期と二枚貝は

タナゴは種類によって産卵時期が異なります。春に産卵するものと秋に産卵するものがいます。
タイリクバラタナゴは春(5月頃)に産卵をするタイプです。

この時期、オスのタイリクバラタナゴは鮮やかな婚姻色となります。
タイリクバラタナゴが産卵する二枚貝はドブ貝です。
ドブ貝が入手できない場合は、カラス貝でも代用は可能です。

タイリクバラタナゴの分布はどこか?

タイリクバラタナゴの分布について書いてみます。同種であるニッポンバラタナゴは生息の地域が限られていますが、タイリクバラタナゴは広範囲に分布しています。
古くは関東方面に移入されましたが、現在では全国的に分布が広がっておりヤリタナゴと並んでもっとも広範囲に分布するタナゴと言えるでしょう

タイリクバラタナゴは駆除すべき?それとも保護すべき?

小さくて綺麗なタイリクバラタナゴですが、日本古来のタナゴであるニホンバラタナゴの生体に大きな影響を及ぼすことがわかりました。
では、ブラックバスやブルーギルのように徹底した駆除を行うのか、外来種でもブラックバスなどの影響を受けて減りつつあるので保護すべきなのかについて書いてみます。

同じ外来種でもブラックバスやブルーギルのようには駆除はされていないようです。
理由としてはニホンバラタナゴとの判別が難しいということがあげられます。

交配した亜種であれば判別はなお難しくなります。
もうひとつの理由としてはニホンバラタナゴとの遺伝子の問題は一段落しており、他には大きな問題はないからです。

駆除の方法としては「池ほし」があります。
テレビで放送している「緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く」でもタイリクバラタナゴが外来種として紹介されていることもありますね。

水を抜けない川と違って池干しで外来魚は一網打尽にできそうです。

タイリクバラタナゴを釣り方は?

同じタナゴでもヤリタナゴは流水を好むのですが、タイリクバラタナゴは止水を好みます。
したがって、普通のウキ釣りで釣ることができます。
口が小さい魚なので使用する針は小さいものを使用するようにしましょう。
普段使用するタナゴ釣りの仕掛けを一回り小さくすればいいでしょう。

タイリクバラタナゴを釣るための餌は何か?

これも他のタナゴと同じようなものを使えばいいでしょう。
管理人であればよく使うのはグルテンです。
グルテンを使う際は少しをしたほうがいいでしょう。
口が小さいため大きい餌を作ると餌だけ取られてしまい釣れないので小さめに団子を作るようにしましょう。

タイリクバラタナゴを飼育する、水槽や混泳は?

タイリクバラタナゴも他のタナゴと同様に飼育することは難しくありません。
まずは飼育するための水槽から考えていきます。
タナゴの飼育するための水槽の選び方とは」にも書いているように水槽の大きさと飼育する匹数を間違えなければいいでしょう。
次に考えないといけないのは混泳です。

タイリクバラタナゴだけ飼育したいというのはあまりないのではないでしょうか。
そうなると混泳には気をつけないといけません。
カネヒラやヤリタナゴなどの大型のタナゴと混泳させるとスジエビやメダカは食べられてしまいます。
タナゴ族がタイリクバラタナゴやアブラボテなどの小型のものであればスジエビ・メダカとの混泳は大丈夫でしょう。

タイリクバラタナゴの入手方法としては「釣る」のが一番になります。
釣ることができない人でもペットショップで販売しているので購入すれば飼育することができます。
ネットのアマゾンや楽天市場なんかでも購入できます。

厳禁なのが飼育できなくなったからといって近くの川に放流することです。
生体系が破壊されます、最後まで飼育するようにしましょう。

寿命はおよそ4~5年と言われています。

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